麻布十番の朝 紫陽花に包まれて神社でお参り

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昔住んでいた麻布十番に再び戻ってきました。麻布十番ってセレブと庶民感覚が混在した不思議な街ですよね。

実は前に暮らしていたときはそれほど楽しくなかった(笑)だってなんでもお高いんですもの!夫が麻布十番にする、と言ったとき、正直あまり乗り気ではありませんでした。

というのも住んでいた当時、商店街で火事があり、勤務していた事務所の真裏だったので火災のニオイが取れずにリモート勤務していたらコロナになり無期限で事務所が閉鎖。

どの街に住む場合もそうかもしれませんが、特に麻布十番は「住みたくて住む」というより、「ガマ様に呼ばれて住む」という感じじゃない?と当時、一緒に仕事をしていた十番在住のマーケティング会社の社長とそんな話をしたことがありました。

キミはここに住んでいたらいけない、とばかりにガマ様に「十番を追い出された(涙)」という印象があったからです。

でも今、改めて思うと十番を離れていた時に夫と知り合ったのでガマ様に感謝ですね。

そんな「ガマ様」に呼ばれたのかはさておき、再婚して再びこの街に暮らすことになりました。

当時は毎晩のように外食していましたのですが、さすがにコロナ以降それもなくなったので、まあ、いいかくらいの感覚で戻ってきました。

今回は住むエリアを変えたので、大江戸線の5番出口が最寄りになりました。出口のすぐ横に麻布十番神社があります。

久々に見る、でんと構えたガマ様。

その横には紫陽花が咲いていて、何やら看板も出ています。引っ越ししてきたし、そのうち挨拶しなきゃな~と思ってふと、看板をみると「本日、一粒万倍日 金の種・銀の種授与中」という看板が。

お!これは今でしょ!と出勤前にお参りすることにしました。

一粒万倍日とは?

一粒万倍日は、「一粒の種が万倍にも増える」という意味を持つ日で、新しいことを始めるのに最適な日とされています。この日に行うことは何でも吉とされ、特に商売や投資、開業などに縁起が良いとされています。

紫陽花で彩られた階段を上り、お賽銭を投げてガラガラ(本坪鈴(ホンツボスズ)というらしい)を威勢よく鳴らし、

「おはようございまああ~す!十番に戻ってきました!よろしくお願いしまああ~す!」

と元気に神様にご挨拶。

ところが、後ろにそんな私を見て恥ずかしそうにしているおじさんがいて…まあ、いいとしましょう。

気を取り直して早速、金の種・銀の種とお塩を購入。

金の種・銀の種とは?

金の種と銀の種は、この一粒万倍日に麻布十番神社で授与される特別なお守りです。それぞれが異なる象徴と御利益を持っています。

  • 金の種:富や繁栄、成功を象徴しています。特に金運や事業運を向上させたい人におすすめです。
  • 銀の種:調和や浄化、成長を象徴しています。特に人間関係の改善や精神的な成長を望む人に適しています。

こちらは通帳と一緒にしまいました。

こちらのお清めのお塩も買いました。

麻布十番神社の「清祓の塩」は参拝者に人気があるそうです。

この清祓の塩は、浄化と清めを行うためのアイテムです。清祓の塩について調べてみました。

清祓の塩とは?

清祓の塩(きよはらいのしお)は、麻布十番神社で授与される特別な塩で、心身や環境を清めるために使われます。古くから塩は浄化の力があるとされ、神道の儀式や日常の浄化に使われてきました。

清祓の塩の御利益

  • 浄化:悪いエネルギーや邪気を払い、心身や住環境を清める効果があります。
  • 清め:日常の生活の中で、特にネガティブな影響を受けやすい場所や物を清めます。
  • 保護:塩を使うことで、清浄な状態を保ち、良い運気を招きます。

使用方法

 玄関や部屋の四隅に撒く:家の中や職場など、浄化したい場所の四隅に少量の塩を撒きます。これにより、場所全体の浄化ができます。

早速置いてみました!

これがけっこう固まっていて驚きました。サラサラした塩がこうなるんですね。しっかりして固いんです。北側と玄関に置いて一安心。

出勤前にお参りができるのはいいかも。気持ちがなんとなくスッキリしました。引っ越しして良かったかもです。というか、以前と比べて自分も少し落ち着いたのかもしれません。でも今度からは声を出さないように気をつけなければ・・・(笑)

趣向を凝らした季節を感じる麻布十番神社は、心身の浄化とリフレッシュに最適な場所です。

都心にありながら、静かで落ち着いた雰囲気の中で参拝することができるので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。朝は空いているのでゆっくり参拝できましたよ。

麻布十番 十番稲荷 概要

所在地: 東京都港区麻布十番

アクセス: 東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」5番出口すぐ

神社の特徴

麻布十番神社は古くから地域の人々に親しまれている神社で、がま様が地元の守り神として信仰されています。江戸時代の大火の際、「がま池」のほとりにあった山崎家の屋敷だけが延焼を免れました。これは、池の中にいた大きな蛙(ガマ)が口から水を吹いて火を消してくれたおかげというこの伝説により、蛙(ガマ)は火災を防ぐ守り神として崇められるようになりました。

https://www.jubaninari.or.jp/index.html

エリィ

インテリアコーディネーター・整理整頓アドバイザー・ラジオパーソナリティ|大手ゼネコン・建築設計事務所を経て、130店舗以上を展開する某カリスマ美容家の企業の...

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