【海外ホテル風インテリアのつくり方】壁紙と家具の色のコーディネート術
パリのホテルINDIGOのインテリアから学ぶ
今日はパリの素敵なホテルのインテリアから学ぶコーディネートについてシェアしたいと思います。
仕事の合間に訪れたホテルINDIGOで、フロントの方にお願いして特別にお部屋を見せていただくことができました。
なぜここか?と言いますと、当時、輸入壁紙のコーディネートのお仕事を沢山やらせて頂いておりました。
なのでこの体験はとても刺激的で、輸入壁紙のインテリアコーディネートに活かせる多くのインスピレーションを得ることができました。
こちらのホテル インディゴ パリ オペラ(Hotel Indigo Paris – Opera, an IHG Hotel)は、パレ・ガルニエに歩いてすぐ行ける、上質なブティックホテルです。
客室ごとに異なる魅力的なインテリアが魅力のホテル
ホテルINDIGOの大きな特徴の一つは、客室ごとに異なるインテリアデザインです。
それぞれの部屋がユニークで個性的なテーマを持っており、どの部屋に泊まっても新しい発見があります。
これならできそう!おすすめは壁紙の色と家具をリンクさせるコーディネート
このホテルで特に参考になったのは、壁紙の中の色と家具をリンクさせる手法です。
これは比較的簡単で失敗しにくい!
誰でもコツをつかめば取り入れられる方法で、統一感のある空間を作り出すことができます。
海外ホテルのインテリアみたいにしたい!時のインテリアコーディネートのポイント
このホテルの事例を使って、センスの良いインテリアコーディネートのコツをご紹介します。
例えば、壁紙の中に含まれるグレーやパープルの色を、クッションやラグ、カーテン、アート作品などに取り入れることで、部屋全体に一貫性が生まれます。
この手法を使うことで、輸入壁紙を効果的に活用し、洗練されたインテリアを実現することができます。
写真のお部屋のコーディネートでは、キャビネットの濃い茶色とソファの茶色がベースとなり、アクセントカラーのインディゴブルーが壁紙の写真の屋根の色とリンクしています。
色と家具の配置も重要で、常に三角形になるように設置されています。
インディゴブルーの上品な印象を引き立たせるため、家具や壁紙だけでなく、カップにもインディゴブルーがリピートされています。
インディゴブルーが主役なので、際立たせるための最高のパートナーカラーである濃い茶色がしっかりベースとなっています。
インディゴブルーの上品な印象になるよう、家具や壁紙だけではなく、カップにもリピートしています。
部屋の低い位置に色を集約し、床のグレーのラグとインディゴブルーの相性が抜群です。
フローリングもこの家具配置を考慮した素材と色であることが推測できます。
先にフローリングの色が決まっている場合がほとんどですが、家からではなく家具からつくるインテリア手法も参考にしたいですね。
仕上げの高級感を演出するのはゴールドのモールです。豪華な浮き出た模様がさらにグレードアップしています。すごいですね!
まとめ
- アクセントウォールとして使用: 壁紙を一面だけに使用することで、部屋全体のバランスを保ちながら、インパクトを与えることができます。
- 色のバランスを考える: 壁紙の色を他のインテリアアイテムと調和させることが重要です。壁紙の色を家具や装飾品に反映させることで、一貫性のあるデザインが可能になります。
- 実際に試してみる: 壁紙は小さなサンプルより大きなサンプルをショールームで見て頂きたい。これだけでもイメージと違う、などの失敗が格段に減ります。ぜひ広い場所でご覧になってください。ショールームにはコーディネートされたゾーンもいくつか用意されているので、部屋全体の雰囲気や照明との相性を確認することができます。これにより、大きな判断をする前にイメージ通りかどうかを判断できます。
このように、壁紙と家具の色をリンクさせるコーディネートは、センスの良いインテリアを作り上げるポイントです。ぜひホテルにお泊りの際は「三角形」を探してみてくださいね。
海外ホテルのインテリアトレンドをインテリアコーディネートに活かす
ホテルでの経験を通じて、日本でのインテリアコーディネートに多くのヒントが得ていました。
この手法を取り入れることで、クライアントに満足してもらえる提案ができていたなあと実感していました。
今、現場でのインテリアのお仕事は離れて、このようなコラムや企業ブランディング、ラジオパーソナリティのお仕事がメインになりましたが、相変わらず海外にガンガン行って色んなものを体感することにしています。
お金のため、というよりこれが私の生きる活力!なので、笑って楽しく、生きましょ。
この記事へのコメントはありません。