ドラッグストア化粧品とデパコスの違い|40代からのスキンケアの選び方

こんにちは。ととのえりです。
今日は、デパコスとドラスト化粧品、何が違うの?
について考えてみたいと思います。
私の結論から言うと、
良い・悪いの違いはなくて
どちらも、とってもいい。
でも「役割」と
「作られている前提」が違うと思っています。
なので40代を過ぎた今、どっちを選ぶ?
という基準について整えてみました。
① いちばん大きな違いは「販売シーン」
ドラスト化粧品
ドラッグストア
セルフで選ぶ
日常的なもの
数百円〜1,500円前後
誰でも、すぐ使える
デパコス
百貨店カウンター
BAさんの説明あり
特別なもの
数千円〜数万円
選ぶ前提・使いこなす前提
つまり最初から、
使われ方が違うので
使い方も少し変えてみるススメです。
② 設計思想がまったく違う
ドラスト化粧品の設計
誰が使っても事故が起きにくい
刺激を感じにくい
使用感が軽い
クセがない
→
「安全に毎日使える」が最優先
デパコスの設計
ブランドの世界観がある
使用感に特徴がある
香りやテクスチャで満足感を出す
「効いている感」を大切にする
→
「体験価値」も含めての商品
③ 成分の考え方の違い
ドラスト化粧品
基本はシンプル
グリセリン、BGなど定番中心
濃さは控えめ
誰にも強く作用しない
だから
「合わない人が少ない」。
デパコス
ブランド独自成分
発酵、複合成分、香料
使用感に個性が出やすい
合う人には感動、合わない人も出る
つまり
ハマると良いけど、投資が必要。
選ぶ力が必要。

④ 価格の正体が違う
ここ、
誤解されやすいところで
ドラストの価格
原料
大量生産
物流
最低限の広告
→
中身のコスパ重視
デパコスの価格
原料
研究開発
ブランド設計
カウンター人件費
体験・世界観
→
中身+体験込みの価格
どちらが効果がある、
ではないという背景で
払っているものが違うって感じ。
⑤ じゃあ、どっちを使えばいいの?
私は答えはシンプルだと思っています。
ドラストが向いているとき
肌トラブルが少ない
環境ストレスが少ない
日常の保湿
ベースを整える
デパコスが向いているとき
肌悩みがはっきりしている
ハリ、透明感などを狙いたい
スキンケアを楽しみたい
香りや感触も重視したい
⑥ 40代以降に起きやすい「ズレ」
40代くらいから、
ドラストでは物足りない
デパコスだと疲れる
この両方を
感じる人が増える。
私も例外なくそうでした。
これは
肌がわがままになった
わけじゃない。
水分を入れるだけでは足りない
でも、刺激は欲しくない
この
中間ゾーン”に肌が入るから。
正直に言うと、
デパコスの方が
効く気がする。
でも、
毎日使うには高いし、
続けるのは正直むずかしい、
という人も多いのではないでしょうか。
だから、
気づけばドラッグストアで
手に取りやすい
化粧品を選んでいる。
これは
特別な話ではなく、
多くの人が
一度は通る選択だと思います。

手軽に買える身近なスキンケア
ドラッグストアで
何気なく選んで、
長く使ってきた
スキンケア。
特別な美容の話ではないけれど、
日々の生活には
欠かせない存在です。
今日は、
そんなドラスト化粧品について、
自分なりに
整理してみます。
そもそもドラスト化粧品って、どんな存在?
ドラスト化粧品は、
ドラッグストアで
誰でも手軽に買える
化粧品のこと。
価格が手頃
どこでも買える
年齢や肌質を問わない
毎日使ってもトラブルが起きにくい
これは偶然ではなく、
そうなるように
設計されているものです。
ドラスト化粧品は「万人向け」が最優先
ドラスト化粧品に求められるのは、
「誰が使っても
大きな事故が起きないこと」。
そのため、
刺激になりやすい成分は控えめ
使用感にクセを出しすぎない
効果を感じすぎない設計
になっています。
つまり、
効かせるより
安心して使えることが最優先。

なぜ「すぐ潤った感じ」が出るのか
ドラスト化粧品の多くは、
水
グリセリン
BG
といった、
即効性のある
保湿成分が中心。
つけた瞬間、
「潤った」と
感じやすいのは事実です。
ただこれは、
水分を溜めたというより、
表面が一時的に
濡れた状態に近い。
肌状態が安定しているときは、
それで十分なことも多い。
でも、ある時から追いつかなくなる
年齢や環境の変化で、
乾燥しやすくなった
エアコンの影響を受けやすい
生活リズムが不規則
そんな状態になると、
潤わせても、
すぐ抜ける。
入れても、
溜まらない。
これは、
ドラスト化粧品が
悪いわけではなく、
肌のフェーズが
変わったサイン。
デパコスはなぜ「効く」と感じやすいのか
よくある疑問。
「やっぱり
デパコスの方が
効く気がする」
それは
間違いではありません。
デパコスは、
選んで使う前提
使用感や香りも含めた体験
個性のある処方
が設計に含まれています。
合う人には、
確かに満足感が高い。
ただし、
価格や刺激の強さから、
毎日使うのが
難しいと感じる人も多い。

ドラストとデパコスは「役割」が違う
ここが
一番大事なところ。
ドラスト化粧品は、
生活のインフラ。
デパコスは、
目的や楽しみのための選択肢。
どちらが上、
ではありません。
今の肌に、
どんな役割が
必要か。
それだけの話です。
サロン業務用の化粧水を使って感じたこと
ちなみに私は、
一般向けではなく、
サロン業務用として作られた
シンプルな化粧水を
使っています。
派手な変化はありません。
でも、
荒れにくい
乾きにくい
調子が大きく崩れない
そんな変化がありました。
効かせるというより、
肌を休ませるための土台。
そういう役割のものも、
確かに存在します。
まとめ
ドラスト化粧品は、
とてもよく考えられた
日用品。
デパコスは、
目的や楽しみのための
選択肢。
どちらも間違いではなく、
今の肌に合う
距離感で使えばいい。
スキンケアは、楽しい!
ランクを上げることではなく、
環境と役割を
整えること。
そう考えると、
毎日のお手入れが自分のための
とっても楽しい時間になります。