パリで必ず行きたい｜クリスチャン・ディオール美術館La Galerie Dior予約方法・見どころ・おすすめ時間帯完全ガイド
パリで今、最も注目されているファッション美術館
こんにちは、ととのえりです。
メゾン・オブ・ジェの国際展示会にあわせて、
パリでは、もちろん街も堪能します。
今回は、
おしゃれなフランス人の友人から
「絶対に好きだと思うよ」とすすめてもらった
クリスチャン・ディオール美術館
に行ってきました。
行って良かった・・・！( *´艸｀)
パリには数多くの美術館がありますが、
ファッション・建築・空間演出まで含めて
完成度が高い美術館として、
近年特に人気とのこと。
正式名称：ラ・ギャラリー・ディオール
ディオールの世界観を
「服を見る場所」ではなく
空間ごと体験するミュージアムとして構成したこの場所は、
ファッション好きはもちろん、
インテリアや建築に関心のある人にも強くおすすめです。
クリスチャン・ディオール美術館とは？
ラ・ギャラリー・ディオールは、
パリ8区・モンテーニュ通り30番地に位置しています。
ここは
1946年にクリスチャン・ディオールがメゾンを創業した場所。
つまりこの美術館は、
後から作られた記念施設ではなく、
ディオールの歴史そのものが始まった“原点の建物”なのです。
見どころ①
ファッションを「思想」として伝える展示構成
展示の中心となるのは、
1947年に発表された
ディオールの代表的スタイル
ニュールック（New Look）。
戦後の物資不足の時代に、
あえて贅沢な生地を使い、
女性らしいシルエットを描いたこのデザイン。
それは流行ではなく、
女性の美しさを、もう一度取り戻すための提案
だったのだと思います。
館内では、
ドレスの変遷だけでなく
ディオールが何を考え、
何を美しいと定義していたのかが
空間全体を通して伝えられています。
見どころ②
空間演出が美しい、象徴的な階段
ラ・ギャラリー・ディオールを象徴するのが、
館内中央に設けられた
曲線を描く階段空間です。
この階段は
単なる移動動線ではなく、
展示の一部として設計されています。
同じドレスでも
見る高さや角度が変わることで
まったく異なる印象を受ける構成は、
ファッションと建築、
両方の視点を楽しめるポイントです。
見どころ③
建物と庭がつくる、パリらしい余白
外観は意外なほど控えめで、
派手な主張はありません。
石造りの壁、窓の配置、
通りとの距離感には
パリの一流メゾンらしい品格にうっとり。
素晴らしい時間を体験できます。
また、館内から望める庭は
季節ごとに表情を変え、
特に冬は
構造や線の美しさが際立ちます。
展示を見た後に
少し視線を外へ向けることで、
感性をリセットできる空間です。
展示を見終えたあと、
その余韻のまま、
館内併設の
カフェ・ディオールへ。
ひと息つける時間も、
ラ・ギャラリー・ディオールの
楽しみのひとつです。
事前予約は必須
チケットとおすすめの時間帯
ラ・ギャラリー・ディオールは
非常に人気が高く、
事前予約は必須です。
・チケットは公式サイトから購入
・当日券は基本的に期待しない方が安心
・おすすめは午前中いちばんの時間帯
午前中は
比較的スムーズに入館でき、
展示も落ち着いて鑑賞しやすく
写真撮影もしやすい傾向があります。
まとめ
パリで「感性に残る美術館」を探している人へ
クリスチャン・ディオール美術館は、
ファッションの展示にとどまらず、
建築、インテリア、思想まで含めて
一つの世界観として体験できる美術館です。
パリで
「流行を見る」だけでなく
美しさの背景や考え方に触れたい人にとって、
必ず訪れる価値のある場所です。
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