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高級すぎないけど心地いい|女性の一人旅にちょうどいい京都のホテル2選【インテリア視点レビュー】

インテリア

こんにちは。ととのえりです。

今日は、
私のように
めちゃくちゃ高級ホテルでなくてもいいけれど、
ちょっと素敵な京都のホテルに泊まりたい人

に向けて書いています。

わかりやすい豪華さよりも、
安心感と清潔感。

一人で泊まっても、
不安にならないこと。

綺麗で、
きちんと整っていて、
モダンで、
少しかっこいい。

そんな空間で、
静かに過ごしたい人。

特に、
女性の一人旅や、
仕事と旅を兼ねた滞在に、
ちょうどいいと感じるお宿を
探している方へ。

高級すぎないけれど、
きちんと心地いい。

自分の感覚を大切にしながら、
安心して泊まれるホテルを
探している人向けのレビューです。

京都御苑散歩の写真

結論|私の好みはどちらだったか

今回はパークホテル京都御池とオークウッドホテル京都御池に泊まりました。

先に結論から書くと、
インテリアコーディネーター目線での学びという点では、
私はパークホテル京都御池の方が好みでした。

ただし、
今回泊まった
オークウッドホテル京都御池も、
立地や機能性の面でとても優秀。

どちらが良い・悪いではなく、
向いている人が違う
そんな2つのホテルだと感じました。


今回宿泊した2つのホテル

パークホテル京都御池

・インテリアを楽しみながら滞在したい人向け
・空間に余白があり、全体的にゆったり
・エントランスから完成度の高いインテリア

オークウッドホテル京都御池

・立地と機能性を重視したい人向け
・無駄のない設計で、動きやすい
・観光や仕事の拠点として使いやすい

どちらも、
インテリアのテイストは
ジャパンディ寄りでモダン。

主張しすぎず、
落ち着いたカラーリングで、
好みの方向性はとても近いホテルでした。

パークホテル京都御池|インテリアと過ごし心地

前回泊まった
パークホテル京都御池は、
私個人的にかなり好きなタイプのホテルでした。

全体的に、
空間にゆとりがあり、
時間の流れがゆっくり感じられる。

エントランスのインテリアもとても素敵で、
入った瞬間のバーカウンターが粋で
「ここ、いいな」
とくつろげる雰囲気があります。

パークホテル京都で、
特に印象に残ったのは
間接照明の使い方でした。

小上がりになっているベッドの足元や、
視界に直接入らない位置に配置された
やさしい光。

明るさを主張するのではなく、
「ここにいていいよ」と
そっと包み込むような照明計画。

こういう光が好きな人、
落ち着いた夜の時間を大切にしたい人には、
とても向いている空間だと思います。

素材の使い方や、
照明の当て方も上品で、
主張しすぎないのに
きちんと上質。

ホテルそのものに
身を預けて過ごしたい人には、
とても心地いい空間だと思いました。

もうひとつ良かったのが、
洗面所まわりの床材

細部ではあるけれど、
素材の選び方ひとつで
空間全体の質感がぐっと上がる。

その積み重ねが、
「なんとなくリッチ」に感じさせてくれる理由だと感じました。

また、
カウンターまわりの仕上げも印象的。

タイルなのか、
人造石なのかは断定できないけれど、
こうした素材を使うだけで、
決して広くない空間でも
きちんと“格”が出る。

住宅のインテリアを考えるときにも、
とても参考になるポイントです。

そして、
個人的にかなり勉強になったのが
ブラインドの使い方

すっきりしていてとても素敵ですが、
正直、住宅で取り入れるのは難しい。

掃き出し窓ではなく、
腰高の窓であれば、
こうしたロールスクリーン系のブラインドは
とても相性がいいです。

出入りが多い窓には不向き。

実際に空間で見ると、
「こういう感じになるんだ」
と体感できて、
ショールームとはまた違って

取り入れ方のイメージが
一気に具体的になります。

オークウッドホテル京都御池|機能性重視のモダンな空間

今回泊まった
オークウッドホテル京都御池は、
どちらかというと
少しビジネスホテル寄りの印象。

とはいえ、
決して悪い意味ではなく、
とても合理的で、
使いやすい設計です。

パリで泊まったホテルに似てるな。

ベットのアクセントクロスが上品です。

一方、
オークウッドホテル京都御池は、
コンパクトでミニマムな暮らし
考えている人にとって、
とても参考になるインテリアだと感じました。

ワンルーム的な構成で、
余計なものは置かない。

入口にある大きな鏡と、
コートフックの組み合わせも
とてもモダンでかっこいい。

最初は
「どうやって使うんだろう?」
と少し戸惑ったけれど、
これくらいシンプルな方が
逆に印象に残る。

何が必要で、
何が必要じゃないか。

そんな問いを、
静かに投げかけてくるような空間でした。

ドリンクコーナーは
少し手狭ではあるものの、
必要十分。

お水はフロントで受け取れるし、
過不足なく整えられている印象です。

そして、
とても印象的だったのが
壁の柄クロス

オークウッド京都御池

部屋全体ではなく、
アクセントとして
一か所にだけ取り入れている。

こうした使い方は、
住宅でも取り入れやすく、
とても参考になります。

柄物のクロスは、
「失敗したらどうしよう」
と不安になりがち。

でも、
腰より上だけ、
ベッドヘッドの上だけ、
といった限定的な使い方なら、
空間への影響も大きすぎない。

実際に体感すると、
「このくらいなら素敵だな」
と安心できる。

アクセントクロスを
検討している人には、
ぜひ一度見てほしい空間だと思いました。

必要なものが
きちんと整理されていて、
無駄がない。

インテリアもすっきりしていて、
清潔感があり、
「すっきり泊まる」ができる空間。

Bluetoothをつなげて好きなBGMでリラックスしました。

立地がとても良く、
歩いて行ける距離に
飲食店や立ち寄れる場所が多いのも
大きな魅力でした。

バスルームについて(どちらもバスタブなし)

ちなみに、
今回泊まった2つのホテルは、
どちらもバスタブなし

最近は、
こうしたスタイルのホテルが
増えてきている印象があります。

京都という立地柄、
敷地の制限や、
海外からの宿泊者が多いことも
関係しているのかもしれませんが、

実際に泊まってみると
シャワーだけでも
まったく問題なく、
清潔で使いやすければ
不便さは感じませんでした。


2つのホテルを比べて感じたこと

インテリアのテイストは似ていても、
体感はまったく違う。

今回の滞在で、
そのことを改めて実感しました。

パークホテル京都は、
空間そのものを楽しみたい人向け。

オークウッドホテル京都御池は、
立地と機能性を重視したい人向け。

どちらが良い・悪いではなく、
どんな時間を過ごしたいか
で選ぶホテル。


どんな人に向いているか

パークホテル京都御池が向いている人

・ホテルのインテリアも楽しみたい
・二条城を静かに散歩したい
・空間の余白を大切にしたい

オークウッドホテル京都御池が向いている人

・立地重視で動きやすさを求める
・新京極通りの商店街が徒歩圏内
・シンプルで機能的な空間が好き


まとめ

どちらのホテルも、
インテリアの方向性は好み。

その上で、
ホテル単体としての居心地は、
今の私には
パークホテル京都の方がしっくりきました。

ただ、
利便性や使いやすさを考えると、
オークウッドホテル京都御池も
とても魅力的な選択肢。

高級すぎなくていい。
でも、
きちんと整っていて、
安心して泊まれる素敵はホテルでした。

インテリア好きな方におすすめです!

どちらも乾燥対策にシートマスクを忘れずにね!

🔗 パークホテル京都御池(Park Hotel Kyoto)公式サイト
https://www.parkhotelgroup.com/ja/park-hotel-kyoto Park Hotel Group

🔗 オークウッドホテル京都御池(Oakwood Hotel Kyoto Oike)公式サイト
https://oakwoodoike.hotel-kyoto.com/ja/ オークウッドホテル京都御池

ととのえり

美容好きインテリアコーディネーター|大手ゼネコン・建築設計事務所を経て、130店舗以上を展開する某カリスマ美容家の店舗内装デザイナー兼ブランディング担当とし...

プロフィール

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