賃貸でもOK｜美容系シャワーヘッドは使える？自分で交換できる？
賃貸住宅でもシャワーヘッドは交換できる？
交換前に知っておきたい注意点まとめ
賃貸住宅でも
シャワーヘッドの交換は
基本的に「可能」です。
ただし、シャワーヘッドは
浴室設備の一部として
扱われることが多いため、
交換前にいくつか
確認すべきポイントがあります。
退去時のトラブルを
未然に避けるためにも、
以下の注意点だけは
必ず押さえておきましょう。
■ 1｜故障・劣化による交換は
「必ず管理会社へ相談」
シャワーヘッドが劣化している場合、
まずは大家さんまたは管理会社へ
連絡することが最優先です。
シャワーヘッドは浴室設備の一部として
扱われることが多いため、
自己判断で交換すると
原状回復の対象になる場合があります。
連絡する際は、
・現在の状態
・問題が起きている理由
・交換が必要だと感じる点
この3つを丁寧に伝えましょう。
多くのケースでは、
交換費用は管理側の負担で
対応されることがほとんどです。
―――――――――――――――――
■ 2｜美容シャワーヘッドへ
交換したい場合
ミラブルやリファなどの美容モデルへ
交換したい場合、費用は自己負担となります。
ただし、重要な注意点があります。
● シャワーホース一体型の可能性
以下のタイプは、ヘッドのみの
交換ができません。
・シャワーホースとヘッドが一体型
・特に LIXIL製に多い形式
交換できるかどうかは、
「シャワーヘッド ホース一体型」
で画像検索して照合すると分かりやすいです。
―――――――――――――――――
■ 3｜賃貸では「原状回復」が必須
美容ヘッドに交換した場合、
退去時には元のシャワーヘッドへ戻す
必要があります。
そのため、
・元のヘッドは必ず保管
・取り外しの際に傷を付けない
・紛失すると実費請求の可能性あり
この3点は必ず守りましょう。
―――――――――――――――――
■ 4｜交換できるタイプか
事前確認をしておく
シャワーヘッドには、大きく分けて
次の2種類があります。
① ヘッドのみ交換可能なタイプ
・ネジ式で簡単に外せる
・市販の美容ヘッドに交換しやすい
② シャワーホース一体型タイプ
・ヘッドだけの交換は不可
・ホースごとの交換が必要
・特に LIXIL に多い形式
外れない場合、無理に回すと
破損につながるので注意。
―――――――――――――――――
■ 国内シェア8割
TOTO・LIXIL・KVKの3タイプが主流
日本の賃貸・戸建て・分譲マンションで
使われているシャワーヘッドの約8割は
TOTO / LIXIL / KVK の3メーカーです。
どのメーカーか分かるようになると、
✔ 交換できるタイプか
✔ アダプターが必要か
✔ 美容シャワーヘッドがそのまま付くか
すべてがスムーズに判断できます。
■ 1｜故障・劣化による交換は
「必ず管理会社へ相談」
シャワーヘッドが劣化している場合は、
まず大家さんまたは管理会社へ
連絡することが最優先です。
シャワーヘッドは浴室設備の一部として
扱われることが多いため、
自己判断で交換すると
原状回復の対象になることがあります。
連絡する際は、
・現在の状態
・問題が起きている理由
・交換が必要だと感じる点
この3つを丁寧に伝えるのが大切。
多くのケースでは、交換費用は
管理側の負担で対応されることが
ほとんどです。
―――――――――――――――――
■ 2｜美容シャワーヘッドへ
交換したい場合
ミラブルやリファなどの美容モデルへ
交換する場合、費用は自己負担です。
ただし、必ず確認したい
重要なポイントがあります。
● シャワーホース一体型の可能性
以下のタイプは、ヘッドのみの交換が
できません。
・シャワーホースとヘッドが一体型
・特に LIXIL製に多い形式
交換できるかどうかは、
「シャワーヘッド ホース一体型」
で画像検索して照合すると分かりやすいです。
―――――――――――――――――
■ 3｜賃貸では「原状回復」が必須
美容ヘッドに交換した場合、退去時には
必ず元のシャワーヘッドへ戻す必要があります。
そのため、
・元のヘッドは必ず保管
・取り外し時に傷を付けない
・紛失すると実費請求の可能性あり
この3点は必ず守りましょう。
―――――――――――――――――
■ 4｜交換できるタイプか
事前確認をしておく
シャワーヘッドには大きく2種類あります。
① ヘッドのみ交換可能なタイプ
・ネジ式で簡単に外せる
・市販の美容ヘッドを装着しやすい
② シャワーホース一体型タイプ
・ヘッドだけの交換は不可
・ホースごとの交換が必要
・特に LIXIL に多い形式
外れない場合、無理に回すと破損の原因に。
必ず慎重に確認してください。
―――――――――――――――――
■ 国内シェア8割
TOTO・LIXIL・KVKが主流メーカー
日本の賃貸・戸建て・分譲マンションで
使われているシャワーヘッドの約8割は
TOTO / LIXIL / KVK の3メーカーです。
メーカーが分かるだけで、
✔ 交換できるタイプか
✔ アダプターが必要か
✔ 美容シャワーヘッドがそのまま付くか
判断がスムーズになり、
失敗もグッと減ります。
ご購入前に
・各シャワーヘッドの必要水圧は、あらかじめ「水圧に関する注意事項について」をご参照ください。
TOTO：シャワーヘッドより抜粋
・取り替え用シャワーは、今お使いのシャワーハンガーがご使用になれます。なお、ハンガーによっては、吐水角度が異なります。ご注意ください。
・選定・施工・ご使用に当たり、あらかじめ「水栓金具使用上のご注意」をご参照ください。
https://jp.toto.com/products/faucetbath/functionshowerhead/
LIXIL（リクシル）
シャワーヘッド交換は要注意メーカー**
日本の住宅設備では TOTO と並ぶ大手ですが、
シャワーヘッドに関しては
“交換しにくい一体型が多い” のが最大の特徴です。
■ 特徴
・シャワーヘッドとホースが
一体化しているモデルが多い
・ヘッドだけの交換ができず、
ホースごと交換が必要になる
・一体型のため、ミラブル・リファなど
ヘッド単体交換の美容モデルは
そのまま装着できないことが多い
■ 見分け方
・ヘッドとホースの境目に
ねじ山が見えない
・接続部分が“カチッ”と固定されていて、
手で回しても外れない
・シャワーヘッドまたはホース部分に
「LIXIL」「INAX」 のロゴ表記がある
■ 注意点
・美容シャワーヘッドを使いたい場合は、
LIXIL専用アダプターが必要 になることが多い
・賃貸物件の場合は、ホース交換は
原状回復の対象になる可能性があるため
必ず管理会社へ確認が必要
SANEI（サンエイ）
コスパ良くて賃貸でも使われやすい定番メーカー**
国内メーカーの中でもコスパが高く、
賃貸住宅や一般家庭でよく採用されているのが
SANEI（サンエイ）。
美容系シャワーヘッドとの相性も良く、
取り付けやすさで選ばれることも多いメーカーです。
■ 特徴
・ヘッドのみ交換できるモデルが多い
・国産メーカーで ねじ規格がほぼ共通
→ どの美容シャワーヘッドとも相性◎
・価格帯が比較的リーズナブル
・節水・止水ボタン・増圧など
機能性モデルのバリエーションも豊富
■ 見分け方
・接続部分に ねじ山がしっかり見える＝交換可能タイプ
・「SANEI」「三栄」などのロゴ表記
・手で回すとスムーズに取り外せることが多い
■ 注意点
・古い物件の場合、ホースの規格が
合わないケースがまれにある
・もし外れない場合は、
無理に回すと破損につながるため注意
三栄（SANEI）
国内メーカーの中でもコスパが高く、
賃貸住宅や一般家庭でよく使われています。
美容系シャワーヘッドとも相性が良く、
扱いやすさで選ばれることが多いメーカーです。
■ 特徴
ヘッドのみ交換できるモデルが多く、
国産メーカーとして ねじ規格がほぼ共通。
どの美容シャワーヘッドとも相性が良いのが魅力です。
価格帯も比較的リーズナブルで、
節水・止水ボタン・増圧など
機能モデルのバリエーションも豊富です。
■ 見分け方
・接続部分に ねじ山が見える＝交換可能タイプ
・「SANEI」「三栄」などのロゴ表記
・手で回すとスムーズに外せることが多い
■ 注意点
古い物件では、まれにホースの規格が
合わないケースがあります。
万が一外れない場合は、
無理に力を入れず、型番チェック が安全です。
KVK
水栓メーカーとして信頼性が高く、
“水圧が強め”のシャワーが好まれる住宅で
採用されることが多いメーカーです。
美容系シャワーヘッドとの互換性も高いので、
交換のしやすさを求める人には
とても扱いやすいタイプです。
■ 特徴
・交換が容易なモデルが多い
・「増圧」が得意なラインナップが豊富
・国産メーカーで、
ミラブル・リファなど美容ヘッドとの
互換性が高いのが魅力
■ 見分け方
・付け根部分に ねじ山が見える＝交換可能
・「KVK」ロゴ、または型番プレート表示
・ホースとヘッドの境界が
“しっかり分離して見える”構造
■ 注意点
管理会社備え付けの場合は、
交換前に 原状回復のルール確認 を。
一部の旧型モデルは、
美容ヘッド装着にアダプターが必要な
ケースもあるため要チェックです。。
外れないタイプの見分け方
左右に切替スイッチが付いているシャワーヘッドは、
“ホース一体型”で 外れないタイプの可能性が高い です。
このタイプは見分けが難しいですが、
・ヘッドとホースの境界に ねじ山が見えない
・ヘッド側が太く、左右に切替スイッチがある
・メーカーが LIXIL（INAX） のことが多い
この条件に当てはまる場合、
ヘッドだけの交換はできず ホースごと交換が必要 になります。
交換できる場合の条件
ただし、同じLIXILでも
ねじ規格が合えば交換可能なモデル もあります。
■ LIXIL（INAX）のねじ規格
G1/2（＝PJ1/2と同じ規格）
国内メーカーの美容シャワーヘッドの多くが
この規格に対応しているため、
・ミラブル
・リファ
・ボリーナ
などは G1/2対応であれば装着可能 です。
実際の確認方法（重要）
交換前は、次の3つを必ずチェックしてください。
① 接続部に“ねじ山”が見えるか
→ 見える：ヘッドのみ交換できるタイプ
→ 見えない：ホース一体型の可能性大（特にLIXIL）
② 型番・メーカーを確認
LIXILは一体型が多いため、
型番検索がいちばん確実 です。
「LIXIL ○○ 型番 シャワーヘッド 交換」
で調べると交換可否が出てきます。
③ G1/2規格かどうか確認
交換予定のシャワーヘッドの説明書に
「G1/2対応」 と書かれていればOK。
注意点｜交換できるタイプでも必要な場合あり
交換可能タイプでも、取り付け時に
以下が必要になるケースがあります。
・パッキン（ゴムリング）
・メーカー付属アダプター
・節水パッキンの取り外し（※水圧が弱い場合）
特に美容系ヘッドは
パッキンの厚みで水漏れすることがあるので要注意。
取り付け時は、
「元のパッキンをそのまま使う」か
「付属パッキンに交換する」かを試して調整すると安心です。
付属説明書にある推奨パッキンに交換すると安心です。
LIXIL：浴室のシャワーヘッドを「ミラブル」や「リファ」などの市販品のヘッドに交換する方法より抜粋
https://faq.lixil.co.jp/%E6%B5%B4%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%92%E3%80%8C%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%80%8D%E3%82%84%E3%80%8C%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%80%8D%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E5%B8%82%E8%B2%A9%E5%93%81%E3%81%AE%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AB%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-626cd6cfae8ef70023b684e4
交換してみよう！
美容系シャワーヘッドには、
各メーカーに対応したアダプターが
最初から同梱されています。
難しそうに見えても、
実際はとてもシンプルな作業です。
女性ひとりでもじゅうぶん交換できます。
まず取りかかるのは、
“今ついているシャワーヘッドを外すこと”。
外したあとに必ず確認したいのが、
今のシャワーホースに
そのまま取り付けられるかどうか。
ここを間違えると水漏れの原因になるため、
落ち着いて次のステップへ進みましょう。
① グレーの“テスト用アダプター”で適合チェック
まず最初に、
付属している グレーのテスト用アダプター を使い、
今のシャワーホースに装着できるか を確認します。
これは本番の取り付けではなく、
「このホースに付くタイプかどうか」を
事前にチェックするためだけのパーツ。
スムーズに取り付けられたら、
テストは完了。
このグレーのアダプターはもう不要なので外します。
※誤解されやすいけれど、
これは“仮合わせ専用部品”なので
このまま使うものではありません。
② 現在のシャワーヘッドのメーカーを確認する
次にチェックするのは、
今ついているシャワーヘッドのメーカー名。
今回は、ヘッドに 「KVK」 の記載があったため、
同梱アダプターの中から
「K」マークのアダプター を選んで取り付けます。
メーカー名は多くの場合、
シャワーヘッド本体に印字されていますが、
・ホースの根元
・側面
・裏面
などに記載されているケースもあります。
私の家は KVK でしたが、
あなたのご家庭に合ったアダプターを
説明書と照らし合わせて選んでくださいね。
同梱のアダプターは３種類。
③ パッキンは必ず装着する（カートリッジなしでも同じ）
塩素除去カートリッジを使わない場合でも、
パッキンが入っていないと確実に水漏れします。
アダプターと同じく、
シャワーヘッドの径に合った付属のゴムパッキン を
必ず入れてから取り付けてください。
パッキンが正しく入っていないと、
・ポタポタ水漏れ
・水圧が弱くなる
・本体が緩んでぐらつく
こんなトラブルの原因になります。
特に美容シャワーヘッドは
“ほんの数ミリのズレ”が水漏れを招きやすいので、
ここは必ずチェックしておきましょう。
パッキンは“まっすぐ”入れるのがポイント
パッキンは必ず
まっすぐ正しい位置に
セットしてください。
ここがズレると、
ほんの数ミリの誤差でも
トラブルの原因になります。
パッキンが少しでも
ヨレたり斜めに入っていると、
・水漏れ
・水圧が弱くなる
・接続部が緩みやすい
こうした不具合が起こりやすくなります。
取り付け前に必ず、
平らにフィットしているか
目で確認しておきましょう。
ミラブルZERO単体で使う場合もパッキンは同じように装着します
写真は
「ミラブルZEROに塩素除去カートリッジを
取り付けた状態」
ですが、
カートリッジなしで使う場合でも、
パッキンの取り付け方は同じです。
接続部のパッキンは、
水漏れを防ぐための必須パーツ。
カートリッジの有無に関係なく、
まっすぐ・正しい位置に
しっかり入れておくことが大切です。
これで取り付けは完了です
ミラブルZEROは、
塩素除去カートリッジを付けていない状態でも
ウルトラファインバブルをしっかり生成します。
シャワーヘッドが外れないときは要注意！
長く使っているシャワーヘッドは、
接続部分が固まって外れにくいことがあります。
ここで無理に力を入れると、
・ネジ山が潰れる
・ホースが破損する
・内部パーツが割れる
こんなトラブルにつながる可能性があります。
交換作業の途中で
「動かない」「回らない」「固着している」
と感じたら、無理をしないで一度ストップ。
そのまま専門業者に相談するほうが安全です。
まとめ｜賃貸でも失敗しないシャワーヘッド交換のポイント
シャワーヘッド交換は簡単ですが、
賃貸ならではの注意点を押さえると安心です。
● 交換前に必ず“タイプ”を確認
・TOTO／パナソニック／三栄／KVKは交換しやすい
・LIXILはホース一体型が多く、ヘッドだけ交換できないことも
・ネジ規格（G1/2 or PJ1/2）の確認も必須
● 賃貸は「原状回復」がルール
交換したら、
元のシャワーヘッドを必ず保管しておくこと。
紛失すると修繕費を請求される可能性あり。
● 美容シャワーヘッドへ交換するときは“自己負担”
ミラブル・リファは
ヘッドが交換できればそのまま使えます。
ただし費用は自己負担、退去時は元に戻すのが基本。
● パッキン・アダプターの装着は絶対
水漏れ防止のため、
径に合ったパッキンは必ず装着。
アダプターは付属品を使うと安心です。
● 外れない場合は絶対に無理しない
固着しているときに力任せは危険。
破損リスクが高いため、
作業を中断して業者に相談するのが正解。
● ミラブルZEROはカートリッジなしでもOK
塩素除去カートリッジなしでも
ウルトラファインバブルは生成されるので、
まずは本体だけで試すのもアリ。
賃貸でも、
“自分の暮らしを快適に整える選択”は大正解。
シャワーヘッドを変えるだけで、
・肌の調子
・髪のまとまり
・シャワー時間の心地よさ
全部がふわっと変わります。
無理のない範囲から、
あなたの毎日を柔らかく整えてあげてね。
一緒にもっといい暮らしつくっていきましょ。
