【本当は教えたくない!】心と身体がほぐれた女2人旅|四万温泉・積善館の午後

こんにちは、ととのえりです。
暑すぎる東京。もうイヤ…。
働きすぎの私たちが「涼しいところに行きたい」と言い出したのは、真夏のある月曜日のミーティング終わり。
「暑すぎるよな?」
「ね、もうどこか行っちゃおうか(笑)」
「行ってしまおう」
その瞬間から話は転がり、気づけば金曜日にはもうバスの中。
向かったのは彼女おすすめ、群馬県の四万温泉。

初めての高速バス旅は想像以上に快適で、約3時間半もあっという間。窓の外は進むほどに緑が濃くなり、山奥へと吸い込まれていきます。
地図で見るとまさに“行き止まり”。
観光バスがやっと一台通れるほどの細い道がくねくねと続き、もし前から来たら…と考えるとスリル満点。両側には家々がびっしり、バスが家すれすれに走る瞬間も。
色あせた看板やシャッター、堂々とした老舗旅館がときおり姿を見せ、まるで映画のセットのよう。

そして現れたのは、昭和にタイムスリップしたような小さな温泉街。木の香りとひんやりした空気がふわっと包み込み、「あぁ、なんて涼しい…」と思わず声が漏れます。
人も少なく、平日旅の良さをしみじみ実感。

バスを降りてすぐ、目に飛び込んできたのは『千と千尋の神隠し』のモデルとも言われる赤い橋が印象的な積善館。群馬県指定の重要文化財です。
どこか不思議で、まるで異世界への入り口のよう。今では珍しいけれど、昔はこんな風景が普通だったのかなあ。
川のせせらぎと、山から吹き降ろす風が頬をなでていく感じがたまらなく心地いい。






宿泊しなくても日帰り温泉に入れる看板を発見。はい、もちろん入ります!
我々が悩むわけがない。(笑)
中を進んでいくと昔ながらの帳場や、上段の間の立派な床の間を横目に、廊下を奥へ進むと右手に温泉の入り口が。




脱衣所には、シンプルなカゴがぽんぽんと置かれているだけ。
階段を降りると、大きなお風呂ではなく小さな湯船が五つ並んでいました。「なんでこんな造りなんだろう?」と思っていたら、これが湯治のための造りなのだとか。一日に何度も出たり入ったりするから、肩まで浸かる人も足だけつける人もいたそうです。
なるほど~!
そう思って眺めると、この景色にもちゃんと理由があって、昔の暮らしが少し見えた気がしました。

お湯は熱すぎずぬるすぎず、まさに絶妙。
「これ、永遠に入っていられるねぇ」と笑い合い、時間を忘れてはぁ~…と深いため息。
お湯が体の芯までじんわり染み込んでいく感覚と、肌をなでるようなひんやりした空気が心地よくて、全身がゆるゆるとほどけていくようでした。

湯上がりは隣の涼み場へ。ベンチに腰掛けて、奥にくるくる回る風車をぼーっと眺めながら、そよそよと吹く風に身をゆだねます。
足湯もできる場所で、ぽかぽかの足先とひんやりした空気のコントラストがなんとも気持ちいい。
「はぁ~…これ、東京に帰りたくなくなるね」なんて笑いながら、張りつめていた気持ちが、するするとほどけていく・・・
最高です・・・!まさに、私たちが求めていたもの!(笑)
実はこの日、温泉の前にひっそりと佇む絶品フレンチでランチをいただいたんですの。
次回は、そのちょっと贅沢で特別なランチのお話をお届けします。

もちろん、夜も素敵でした!ぜひ夜もお出かけください。






四万温泉 積善館
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