初海外の手ぶら夫と巡る|Wホテル・十分・陰陽海の“ダイナミック2泊3日台湾旅”【前半】
初めて夫と行った“手ぶら海外”のちょっと笑えて、ものすごく良かった旅(前半)
こんにちは、ととのえりです。
先日、夫の仕事に同行で、2泊3日の台湾・台北へ行ってきました。
プライベート旅行というよりは“仕事のお供”。なので格安ツアーです。それでも初日だけは晴れてくれて、思った以上に充実した時間が過ごせました。



まず今回のびっくり。
うちの夫、人生初の海外旅行で、しかも完全手ぶら。
夫は義実家から来たんだけど、いや本当に、スマホだけ。
スーツケースは小さめのものに、私の荷物と夫の軽い着替えだけ。
そもそも私も身軽系なので“一泊温泉旅行か!”というミニマムスタイルで飛んできました。
でもここまで手ぶらで海外に来る人、なかなかいない。
たぶんうちの旦那くらいです。(笑)
案の定、慣れない環境が落ち着かないのか、ずっとスマホを触ってる・・・
まあ初海外だから仕方ない。
いつも私はひとり旅ばかりなので、誰かと海外に行くってこんな感じなんだなぁ~と、ちょっと新鮮でした。



■ Wホテルのプールサイドで打ち合わせ…その理由は“喫煙ルール”
台北の空港に着くと、夫の取引先の方が迎えに来てくださり、ホテルチェックインまでの時間は別のホテルで打ち合わせに。
連れていかれたのは Wホテルのプールサイド。
なんでまたプールサイド? おしゃれすぎない?と思ったら…
台湾では「屋根のある場所は喫煙NG」とのこと。
しかも外でも、庇がかかる場所は吸ってはいけないらしく、
“庇から外れていて、かつ外”という絶妙な場所が、ここだったというわけ。
理由を聞けば「なんだ、タバコのためか」と思ったんだけど、
私は密かに「ここ、来たかったんだよね…♡」と思っていたので、むしろ嬉しい展開。
テンション上がって写真を撮りまくり。
やっぱりWホテルは晴れている日だとプールが最高にフォトジェニック。11月だけど、泳いでいるツワモノもいました!



■ 十分へ。ランタンに願い事を書いて、雨の中でもしっかり上がる
ホテルチェックインまで時間があったので、十分(ジウフェンではなく“十フン”の方)へ観光に。
ここはお願い事を書いたランタンを飛ばすことで有名な場所。
山道をぐいぐいと入っていくローカル感たっぷりの道のり。
途中の古い炭線の線路も良い味を出していて、行くだけでちょっとした冒険気分。
すごいね~!



狭い線路に挟まれたノスタルジックな街を歩いていく。楽しい!
屋台で見つけた、チキンの中にもち米が詰まった手羽先をおやつにパクリ。
お腹が空いていたこともあって、衝撃的においしい。
台湾のこういうローカル飯、本当に当たりが多いよね。
ランタンモチーフの可愛いお土産もたくさん!



ランタンには、私・夫・同行してくれたドライバーさんも一緒に願い事を書きました。
なんとそのドライバーさんも「初めて来た」とのこと。
確かに、地元の人ほど観光地って来ないものですね。
色によってお願い事が変わるそうで、
ドライバーさんもここぞとばかりに願いごとを書き込みまくってました。(笑)
そして夫は私をチラ見しながら「夫婦円満」をデカデカと記入。怖いのかな?
いや、それは キミ次第だから、夫くん。
そして私たちのランタンは、
雨にもかかわらず、軽々と空に上がっていく。
夜だったらもっと綺麗なんだろうなぁと思いながら見送りました。
これはぜひ体験してね!






十分老街/Shifen Scenic Area – New Taipei City Travel
■ 漁師町で食べた海鮮が別格すぎた
お昼は、地元の漁師町にある海鮮料理店へ。
獲れたての魚をその場で捌いてくれる店で、アクセスは車必須。
観光客がふらっと来るような場所ではないようで。
お店情報貼っておきます。


鼻頭阿珠老店活海鮮|瑞芳區鼻頭路115號 New Taipei City
https://www.instagram.com/ajewel_seafood?igsh=MTd3ZGE1NzdvZmFpNw==
そして信じられないほど新鮮。
特に イカの肉厚さと弾力がすごかった!
台湾ってこんなにイカがプリプリなの?と驚くレベル。
私は甲殻類アレルギーがあって食べられないものが多いんだけど、
蒸した白身魚とイカだけでも大満足。
ここは本気で「また行きたい」と思う味でした。






■ 太平洋と大西洋(と言われている)水が混じる場所へ
帰り道は車で移動しながら海沿いを通過。
立ち寄ったのは Shuinandong(水金洞)付近の「陰陽海」 と呼ばれる場所で、
海の色がくっきり二層に分かれて見える不思議なスポット。
かつての鉱山から流れ出た鉱物を含む水が海と混じり合い、
青と金色が並ぶ独特の景色になるのだそう。
現地では「海流がぶつかる場所」と説明されることもありますが、
実際には“海流の色の違い”ではなく、鉱山由来の成分による自然現象。
車窓からでも迫力があって、本当に見ごたえがありました。
これがまた、とんでもなくダイナミック。
写真映えもすごくて、車窓からでも感動しました。

奥と手間で海水の色が違う!不思議な場所です。



すぐ裏手には、かつて金や銅を精錬していた巨大な工場跡で、今は廃墟となった「十三層遺址」という独特の雰囲気を持つスポットです。
海を見下ろせる撮影スポットで写真を何枚も。
ここもバスで行けるそうなので、観光ルートに入れても良さそうです。





さらに裏手には大きな山がそびえていて、かつての採掘の影響で水が金色に染まった滝のような場所があるんです。
岩肌を流れる金色の水はまるで別世界で、ここもすごく珍しくて印象的でした。金が出そう!(笑)
なんというか、全部スケールが大きいんですよね。
景色も迫力があって、とにかくダイナミック。
台湾って「小さい国」というイメージを勝手に持っていたけれど、
実際は広々としていて、風も抜けて、すっごく気持ちよかった。
このあとは、後半の「九份(ジウフェン)」編へ続きます。
続きは後半で──。
ととのえりBlog
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